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2016年のノーベル賞発表が10月3日から始まり、日本人の一番乗りは「医学・生理学賞」、「物理学賞」、「化学賞」の自然科学系の3つの賞を受賞されたのは東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏でした。昭和62年に日本人で初めて医学・生理学賞を受賞した利根川進さん以来、大隅氏が3人目で、29年ぶりのことになる快挙でした!

「若い人には、サイエンスはすべてが成功するわけではないが、チャレンジすることが大切だと伝えたい」とお話された大隅氏。

私はサイエンスに関しての知識は全くありませんがどの歳になってもチャレンジする精神は大切にしていきたいと思いました。

さて、10月13日発表の文学賞で、今年は村上春樹氏は受賞されるのか?されないか?ずばり予測と金沢出身の面白ノーベル賞受賞者をご紹介したいと思います。

ノーベル賞2016年は村上春樹氏は文学賞受賞なるか?!

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結論・・・「難しい」その理由とは。

「ハルキスト」という言葉が存在する程、世界中で人気を博す京都出身の小説家村上春樹氏。過去には第83回芥川龍之介賞や第4回野間文芸新人賞をはじめ第21回谷崎潤一郎賞を受賞し、イギリス政府公認の「ブックメーカー」のひとつ「ラドブロークス」では、今年のノーベル文学賞について村上春樹さんがトップの予想迄しています。

 私は世界57カ国バックパッカーで旅しましたが、旅先で日本の文学の話題になると必ず出てくるのは「村上春樹」の名前で、大体今読んでいる・これから読みたいと思っている本は2009年に出版された『1Q84』でした。個人的には映画化された『ノルウェイの森』を小説で最後迄読み切ったくらいなので、正直、愛読者というわけではないのですが、日本代表の小説家として期待が掛かる「村上氏」に今年こそはとってもらいたいなあという密かな応援の気持ちがある。そんなところです。

しかし、調べてみると今年も村上春樹氏のノーベル賞は難しいのではないか?という結論に至りました。

第一の理由は

ノーベル賞の選考委員会は候補を公表しているわけではない。

という事実。周りが勝手に予想しているだけなのです。

 

第二の理由は

欧州勢の受賞が圧倒的に多いということ。

ノーベル賞を選考するのが18人の会員からなるスウェーデン・アカデミーということもあります。

また、言語や国、民族の「持ち回り制」が存在し、同じ言語や国の作家は連続で受賞しません。

 

そして決定的な第三の理由は

近年女性や社会的弱者に授与する流れがある中、日本人として、社会的メッセージ性の強い作品に欠ける。

村上ワールドを一言で表現するなら「無国籍」に描かれる内なる「喪失感」「孤独感」「疎外感」などではないかと思います。この、ノーベル賞を意識しない村上春樹氏らしい独特な世界を貫くが故に、ノーベル賞の評価に繋がらないのかと思われます。それでこそ村上春樹。最終的に受賞するしないで周りのメディアもあまり騒ぎ立て過ぎない方がいいのかも知れません。

 

金沢出身の「面白ノーベル賞」受賞者

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突然ですが、金沢を代表する観光スポットであり日本3名園のひとつ「兼六園」に「約130年間も鳩や鳥に糞をかけられない銅像」があるのをご存知ですか?

日本武尊像(やまとたけるのみこと像)
日本武尊像(やまとたけるのみこと像)

どどん!こちらがその銅像です。

高さは約5.5m 。明治の頃、西南戦争出征のため亡くなられた石川県軍人270人の慰霊塔です。なぜ、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」なのかというと、熊襲(くまそ)征伐と出征先で亡くなったという事でその地名、日本神話の伝説的ヒーローにちなんで選ばれたんだとか・・・

ノーベル賞のパロディー 「イグノーベル賞」

2003年、この「ハトに嫌われた銅像を化学的に考察した業績」に対して「イグノーベル化学賞」が与えられた人物は金沢大学の廣瀬幸雄教授。このイグノーベル賞、 “人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究”に対して与えられる賞なんです。

「日本武尊像」にはほとんどハトや鳥がとまらず、糞がついていないことに気づいた教授。

実は、明治13年に高岡の鋳物職人たちの手によって鋳造された「日本最古の銅像」でもありますが、当時の銅像造りの技術では銅を溶かす温度が十分に上げられなかったため、銅が溶けやすいように「ヒ素」と「鉛」を混合したのだそう。また、一般的に銅を溶かすために使われるヒ素は2%ですが「日本武尊の像」に含まれているヒ素の含有量が10%と通常の約5倍も使われていることが判明し、このことから鳩などが寄り付かない事を確かめるため、教授は像と同じ化学成分の合金をシート状に加工したものを用意し、鳥の反応を観察したのです。

その結果はーハトもカラスも寄り付かず!

また、銅とヒ素の2つの金属が接触した場合に生じる電位差により電流が流れて電磁誘導現象が発生するそうですが、それによってもたらされる微量の電磁波「鳥の嫌がる電磁波」を、人間の 50万~100万倍の感知能力を持つ鳥たちが嫌って銅像に近づかないということもわかりました。

2003年に金沢大学の廣瀬幸雄教授にイグノーベル化学賞が与えられている。
金沢大学の廣瀬幸雄教授

兼六園内にある日本武尊の銅像にハトが寄り付かないことをヒントに、カラス除けの合金を開発した教授は受賞にあたり、

「日常いたるところにアイデアがある。ちょっと興味をもってみるだけで、普段とは違ったものの見方ができる。」と語っています。

実はこの研究、専門外でありながらも、ご本人としてはいたって真剣な研究であったそうですが、確かに、便利になった世の中ですが小さな気づきから生まれる大きな発見は意外と私達の生活の身近な所にまだまだたくさん転がっているのかもしれませんね。

 

「工学界のノーベル賞」受賞者奥村善久氏とは?

金沢工業大学名誉教授 奥村善久博士
金沢工業大学名誉教授 奥村善久博士

2013 年、工学界では世界で最も賢威の高い、Charles Stark Draper(チャールズ・スターク・ドレイパー)賞を日本人で初めて受賞したのが、金沢市出身の奥村善久名誉教授。

そんな奥村さんが教授になる前の40代の頃に発表した「奥村カーブ」。1967年に提唱された電波の伝わる環境を独自の経験から分類した経験則なのですが、現在でも電波伝搬特性の貴重な基礎データとして活用されています。今や、私達の生活に手放す事の出来ない携帯電話の誕生に欠かす事の出来ない先駆的貢献を果たした方なのです。

1950年、20代の頃、奥村氏は日本電信電話公社に勤め「10年先を見て考えよ」「自分の仕事に、自分のベストをつくせ」をモットーにに新移動体通信システム・機器の開発に従事しており、10年先に必要な技術となるという展望と確信の下に、根気強くそして情熱を持って、携帯電話の研究開発に挑戦され携わってこられたそうです。

変化の激しい世の中で10年先のことを鮮明に描く事が難しい時代ではありますが、常に先を見ながら情熱を注げる仕事に根気強くベストをつくし続けてこられた結果、このような賞を受賞されたというのは本当にすごいことだと思います。

 

おわりに・・・

 今年ノーベル賞受賞は 10月3日(月) 医学生理学賞をはじめ、4日(火) 物理学賞、5日(水) 化学賞、7日(金) 平和賞、10日(月) 経済学賞、13日(木) 文学賞と発表されます。

また、候補に関してはノーベル賞委員会は50年経つと公開することになっています。つまり2006年から村上春樹氏はノーベル文学賞候補と言われていましたが、実際に候補だったのかどうかが分かるのは40年後と言うことです。

結果はどうであれ、世界中に良き影響を与えた偉人たちから私達が学べることは様々あるのではないでしょうか?

 

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