金沢の浅野川界隈「七つ橋渡り」の開催日や参加料金に申し込み方法は?
金沢の観光名所「東茶屋街」と「主計茶屋街」の間に流れる浅野川界隈では「七つ橋渡り」という全国的にも金沢しか残っていないと言われる貴重でかつ、願い事が叶えられるという何ともお得な体験イベントがあります。
運気UPし、特に「橋マニア」にはたまらないであろうこちらのイベント。
気になってはいたものの、開催日や参加方法、参加の予約に問い合わせ先がわかりずらかったのでこちらの記事でまとめてみました。
金沢の文化的運気UPイベント「7つ橋渡り」とは?
2つの川が流れる、水の街「金沢」には橋にまつわる、願掛けが伝えられています。
それが「七つ橋渡り」です。
毎年、春と秋のお彼岸の中日の深夜に浅野川に架かる七つの橋を上流から渡っていくと願いが叶うという風習です。
全国的にも類似行事があるとこもある様ですが、
そもそも橋を三途の川に架かる橋に見立てて、極楽浄土に至る死の疑似体験や新しく生まれ変わる再生の儀式でもある事が珍しい様です。
この儀式によって「願いも叶えられる」と巷で噂されており、お願いしつつも金沢らしい景観やちょっと珍しい橋も見学できるので一石三鳥くらいのありがたい文化体験イベントなのであります。
渡る橋は7つ。
常盤橋から順に、天神橋、梅ノ橋、浅野川大橋、中の橋、小橋、昌永橋(または彦三大橋)と進みますが、
願いを叶えるためにちょっと吹き出してしまう様な課題があったりするのです 💡
⇓ ⇓ ⇓
- 白い新しい下着をつける。
- 渡り始めと終わりに一礼する。
- ひたすら願い事を念じながら歩き、同じ道は二度通らない。
- 歩いている最中は喋らず、後ろを振り返らない。
- 使った下着は洗い、名前と生年月日を書き入れ、和紙に包んでから水引をかけ、タンスにしまう。
この課題?ルール?の起源は婦人病や下の病気予防に花街の女性たちが始めたのが理由ともいわれていますが、
三島由紀夫の短篇小説『橋づくし』にも登場していて、かつては全国各地で見られた風習だとする説もあります。
それにしても、現在でも市民の間で根づいているのは金沢だけなんだそうですよ〜!
お彼岸の時期に開催!参加募集の時期は?
さて、年々密かに人気を博す「七つ橋渡り」は毎年、春と秋のお彼岸の時期に開催されます。
2018年の春のお彼岸は3月21日(春分の日)ですが開催日は前日の3月20日(火)の10:00~
金沢市の広報で募集されており、今年は開始後1時間で満席となった様です 😯
秋のお彼岸は例年9月の20日前後ですが、
開催日程は要望があれば開催が決定する様で直前まで参加募集の要項がわかりません。
この年に2回のお彼岸の時期のツアーに参加すると
この時期のみ開放している神社の参拝とお話を同時に聞いて回ることができます。
実はこの「神社参拝のみ無し」でもOKなら、実はツアーに参加しなくても「7つ橋渡り」は事前予約でお好きな日に案内してもらうことができるのです!
それでは次の項目で具体的な参加の申し込み方法をご説明します。
「7つ橋渡り」の参加申し込み方法や参加料は?
個人やグループで「7つ橋渡り」にご参加を希望の場合、
参加したい日から遡って10日以上前に金沢市の観光ボランティアガイド「まいどさん」に予約すればOK!
7つ橋渡りの所要時間は
歩く人のスピードによって多少異なりますがおよそ2時間。
参加料は無料です!
*ただし、まいどさんのガイドさんと集合された場所からツアー終了までにかかる交通費や昼食代などは負担する必要があります。
ボランティアガイド「まいどさん」の予約申し込みの詳細や予約フォームはこちらから!
まいどさん事務局基本情報
【所在地】 〒920-0858 金沢市木ノ新保町1番1号 金沢駅構内
金沢市観光協会「観光ボランティアガイド」
【受付時間】 10:00〜16:00 / 「まいどさん」の活動時間: 9:00~17:00
【お問い合わせ】 TEL: 076-232-5555 FAX: 076-232-1170
【事務局定休日】土・日・祝日
お彼岸時期の「7つ橋渡り」に参加出来なかった方もぜひ、まいどさんとお好きな日に参加して見てはいかかでしょうか?
金沢弁で最後に一言・・・
[char no=”2″ char=”サティー”]「7つ橋渡り」に初参加の際はこんな事も参考にして楽しんでみまっし〜!・対象年齢は物分りがついてくる中学生から大人向け
ママさんへ:ベビーカーでは通り難い橋もありますよ〜(ちょっと小さなお子さんには向いてないかな)
[/voicel]
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