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石川県の伝統工芸「加賀水引」とは?

 
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たかいやすか
石川県が好きで、夫の出身地である金沢市に移住した3児のママ。 いしかわ観光特使として、石川県をPRしています。お出かけや金沢のスイーツが大好き。いしかわ金沢応援団!を運営 https://kanazawa-ouendan.com/

金沢が大好きないしかわ観光特使のやすかです。

水引のアクセサリー作り体験をしてもっと水引について調べたくなったので、伝統工芸の「加賀水引」とは何か?なぜ、石川の希少伝統工芸に認定されたのか?

水引にまつわる素朴な疑問をまとめて調べてみました。

 

水引のルーツは小野妹子?!



水引のルーツは飛鳥時代にまでさかのぼります。


遣唐使として、現在の中国に渡った小野妹子。彼が日本に帰るとき、中国の人からもらった贈り物に包装がしてありました。「くれない」という麻を紅白に染め分けた紐状のもの、まさに水引の原型が日本に伝わった瞬間でした。

 

その後、日本では元結(もとゆい)として髪を束ねる細い紐として使われ始めます。平安時代、紙をこよりにした元結が発明され、水引も麻紐から紙紐に変化して日本全国に広まっていきました。

明治時代になると、ちょんまげをしていたお侍さんがまげを切ったことから、元結の需要が激減します。そこで元結を水引として、結納やお金を包む封筒に用いるなどシフトしていきました。

主に結納のお祝いごとに使われたのでした。

結納という儀式は最近減っていますね。私自身が結婚するときも結納という形はとりませんでした。ただ、両家顔合わせのときに、立派な水引をまとったお酒を義母さんが持ってきてくださって、水引はとても煌びやかだなという印象がありました。

やすか



また、結婚式のときに使うご祝儀袋には、今でも鶴などの縁起のいい水引がついていますね。和紙で包み、水引で結び、思い込めて名前を書く…。

 

水引がつなぐのは人と人なのです。



最初は本当に紐だったのが水引へと進化していたんですね!

やすか


   

 

と、ここで加賀水引に話を戻すと、なんと、驚き!な事実が。

石川県の希少伝統工芸として指定されている加賀水引は津田水引折型の1店舗だけが指定されていたのです

 

ど、どうしてなのでしょうか?!

 

 

加賀水引とは石川県金沢市の希少伝統工芸の一つ

 

提供:金沢市

金沢の初代津田左右吉(つだそうきち)によって
日本で初めて考案された立体的で美しい「加賀水引細工」。

https://www.hot-ishikawa.jp/feature/gourmet/Craftより引用 

明治時代までは平たく折りたたむ折り方が主流だった水引に、よりボリュームをもつ立体的な水引を考案したのが、初代の津田左右吉さんです。

立体化のきっかけは、水引を結納の品に合わせて折るのが難しく、平面だと歪むたびに作り直さなくてはいけなかったため考案されました。

ふっくらとした折り目をつけて立体的にすることで、作り直す回数を減らしボリュームもでました。人目を惹くラッピングとして全国に広まり、今の主流となったのです。

現在は津田左右吉の4代目である津田宏・さゆみさん。
5代目 津田六佑さんが加賀水引を継承しています。

加賀水引を考案したお店だけが、加賀水引として認定されているのです。

津田左右吉さんのアイディアが、今でも大切に受け継がれているのは、金沢に住む者としては誇らしいですね。

加賀水引が1店舗だけの認定なんて知らなかったわ~。だから金沢水引という言葉を使って親しみやすさをこめて呼んでいるのね。

やすか

加賀水引と全国にある水引の違いは?


ボリュームがあり立体的な水引」が、加賀水引の特長でした。

全国の水引も加賀水引の手法を取り入れて、結納のときなどは立体的に作らている水引は正式に認定はされなくともいわゆる “加賀水引” ということになります。

ただ、手法以外にも素材である和紙に地元ならではの物や作り手さんの工夫があることでオリジナリティが出ます。

さて、石川県金沢市以外の全国で水引が盛んな地域といえば…

国内生産のうち約7割を水引素材を製造している長野県飯田市です。「飯田水引」として有名で、金沢の水引の材料はここで調達することが多いようです。

飯田水引に次ぐ生産量を誇るのは、愛媛県伊予市。「伊予水引」として水引の魅力をより多くの人に知ってもらうために「水引結び検定」を主催しています。

また京都には「京水引」があります。絹巻きで色が100色以上あるのが特徴です。

結納が盛んな福岡県福岡市では博多水引として発達し、ワインボトルを華やかに飾る「博多水引ボトルリボン」も注目されています。

水引は日本の西側中心にに広まっていたのですね。金沢以外にも4カ所も全国に有名どころがあって驚きです。昔は京都が文化の中心だったことが影響しているのかな。

やすか

石川県金沢市内で水引の体験できる場所

水引の礎となった加賀水。金沢に来たら、一度は体験したいと思う人も多いと思います。そこで、体験できる場所をまとめてみました。

やすか

津田水引折型


江戸時代から加賀水引を受け継ぐ老舗。基礎から丁寧に教えてくれます。
水引体験ではアクセサリーが作れます。
場所:金沢市野町1-1-36 TEL: 076-214-6363

金澤くるみ

作った水引は、和モダンなラッピングでさらに可愛さアップ!
水引について教えてくれるのはわかりやすい説明が評判の女性の先生。
アクセサリーだけでなく、髪留め、ネックレス、ストラップも選べます。

場所:石川県金沢市芳斉2丁目5-18 TEL:090-2034-1641

自遊花人 ワークショップ

9種類のキットから選んで作れる水引は難易度もわかりやすく表示。伝統の水引を現代的な感覚で大胆アレンジした作品が並ぶお店です。

水引教室は9種類のキットの中から選びます。

場所:金沢市清川町7-9 TEL:076-244-6441

平岡結納舗

水引の素材が豊富なので、どれにするかじっくり選ぶのも楽しい時間。

結納品を専門とするお店なので、置いていある水引の素材も豊富です。尾山神社の近くなので、ホテルや観光スポットからのアクセスも良いところです。

場所:石川県金沢市尾山町10-11平岡結納舗 尾山町本店 TEL:090-2034-1641

石川県のお土産やプレゼントとしておすすめの水引アイテムは?

水引アクセサリー 

女子なら旅の記念に、そしてお土産にもおすすめです。

ピアスとイヤリングはどちらも選べるようになっていますし、おそろいのネックレスも販売されています。ゆらゆらと揺れるイヤリングは、浴衣、着物、そして洋服にもぴったり。普段使いできるアクセサリーです。

ヘアアクセサリー 

バレッタ ピン留、かんざしなどのヘアアクセサリー。
髪の長い方にはバレッタやかんざしが、小さい女の子へのお土産にはヘアピンが好評です。

七五三の髪飾りとしてもおすすなんですよ。

>>金沢水引アクセサリー実体験の記事はこちら!

ストラップ 

スマホにはもうつけないかもしれませんが、バッグやポーチにつけて楽しむことが出ます。軽くて持ち運びにも困らないので、ちょっとしたお土産にいかがですか。

珍しい水引のお土産 マスク補助ベルト

今年から必需品となったマスク。耳に長時間マスクをかけていると痛くなってしまうことありませんか?そんな時に使えるマスク補助ベルト。おしゃれなアクセントにもぴったりです。

オリジナリティが光る水引の風鈴

水引の風鈴!これは金沢ならではかもしれません。普通の風鈴にドーム型の水引をかぶせるものと、福井の眼鏡職人さんがチタンで作ったパイプから澄みきった音色がする、現代的な風鈴までバリエーション豊かです。

水引の歴史は古いけど、今の水引のスタイルは金沢から広まったという点は誇らしいですね。

津田水引折型だけでなく、もっと石川県で活動している水引作家さんたちも加賀水引というくくりにしてもいいのではないかなとも感じます。

最後に一言…

 

現代の要素も加わってどんどん進化していっている水引。最近では、防水加工の技術も発達してお箸置きにも使えるようになっています。金沢に住んでみて、水引を使ったものがぐっと身近になりました。人と人を結ぶという意味がある水引。これからも人と人と繋いで、新しい化学反応を起こしていってほしいです。 

やすか

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