金沢市の待機児童「0」は嘘?「放課後クラブ」や市の今後の対策は?
金沢市は国内移住ランキングや食文化が豊かな街、住みたい街ランキングなど様々なランキングでも1位を獲得してその魅力が益々高まっている様ですが・・・
国内の首都圏を中心に問題となっている「待機児童問題」ー
金沢市は「0(ゼロ)」と言う事でしたが現状は異なる様です。
新聞にも取り上げられていた「放課後クラブ」とは?今後の市の対策などについてまとまてみました。
金沢の待機児童「0 (ゼロ)」は嘘!?いつから?
2015年2月
とあるママさんのブログにて
春から働くというのに、、、第1希望の保育園の行事5回程行って、点数?稼いだ?と思ったのに、、はい、不承諾ーーー。
学校教育情報サイトGaccom (ガッコム)によると石川県 の認可保育所待機児童数ランキング(2016年4月時点)では全ての市が待機児童「ゼロ」になっているというのに・・・
*運営は株式会社ガッコムによりますが、独自の調査で可能な限り正確で有益な学校情報を提供しているよう学校の最新の状況については、利用者の皆様からのフィードバックや情報提供が必要な場合もあるので約束出来る結果ではないようです。
その後が気になって更新情報を見てみたら、同年の4月には何とか入園が決まったようです〜 🙂
めでたしめでたし・・・
と、思いきや!!
『放課後クラブで待機児童 金沢市、105人初確認』
という記事がありましたよ 😯
一体、どういうことか次に見て行きましょう!
『放課後クラブ』とは?
先ず、記事の内容ですが・・・
金沢市子ども・子育て審議会の子ども・子育て支援専門部会は19日、市役所で開かれ、市側は放課後児童クラブの待機児童が2016年4月時点で105人になったと報告した。市内クラブで待機児童が生じるのは初めて。市は昨年度にクラブの運営や設置に関する条例が施行され、クラブ側の定員管理が厳格化したことが要因とみている。
ちなみに厳しくなった定員管理ですが「児童1人につき1・65平方メートル以上」で、
金沢市によると、従来は定員を多少上回っても児童を受け入れるクラブが多かったのが、条例を受けて厳格に守る傾向が広がったんだそうです。
この『放課後クラブ』というものは一体何かと言うと・・
正式には、「放課後児童健全育成事業」
と言うそうです。以下、厚生労働省より一部引用しますね。
(1)放課後児童健全育成事業は、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」とい う。)第6条の3第2項に基づき、小学校(以下「学校」という。)に就学している 子ども(特別支援学校の小学部の子どもを含む。以下同じ。)であって、その保護者 が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後(以下「放課後」という。) に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与え、子どもの状況や 発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図る事業である。
つまり・・・
日中共働きの家族の小学生向けに授業の終了後「放課後」の時間帯から児童館等で遊び・生活の場を提供し、健全な育成を図る事業。
なので、「保育園」の待機児童は今の所、ゼロのようです。
ああ〜、ややこしい 😡
金沢市の今後の対策は?
「放課後クラブ」に関しては、金沢市内では88クラブが、4791人の児童を受け入れている状況で、
待機児童の保護者へのニーズ調査を実施するほか、クラブの新設、分割の推進に取り組むそうです。
「保育所」においては?
今のところ金沢市内には112か所の保育所があり、定数は11,000~12,000人です。
石川県の総人口(116万人)の約半分(46万人)が集中する金沢市では、地域にもよりますが、
“第一希望の保育所への入所は難しい”
と考えた方が良さそうです。
現在、若い世帯が増加し続けている金沢駅西地区では特に第1希望の保育所に入所が困難なんだそうです。
家からなるべく近い第一希望の保育園に落ちてしまうと、自宅より遠い保育所への入所をあきらべざるを得ない親御さんもいるのですが、金沢市はまだまだ車通勤の人が多く、また、比較的街中の保育所には余裕があり紹介することができるため、とりあえず、市から紹介した保育所へ行き、翌年度以降に優先して第一希望の保育所へ入所できるよう配慮されているようです。
ちなみに「病児保育」については、現在は7か所で金沢市においては病児保育はすべて病院併設型で看護師と保育士が病気の子供を預かるようになっています。
4,5月やインフルエンザの流行る冬期などは、需要が極端に多くなり、すべての希望者に対応できない場合も出ているようで、今後益々「施設」や「保育士」充実が課題となってくると思います。
おわりに・・・
「保育園落ちた日本死ね」で話題になった「待機児童」問題ですが、私の個人的な意見とすれば・・・広い目で見れば日本の広がる「格差社会問題」
狭い目で見ればその責任や課題は「各地方自治帯」に。それから、大都会にばかり人が流れ、「核家族」が広がった事なども原因ではないでしょうか?
金沢市だけでなく北陸3県は今の所待機児童「ゼロ」です。
目まぐるしい毎日、特に子供が生まれてからは今を食いつなぐ事で精一杯になるかも知れませんが、一度立ち止まって、様々な人生の選択肢や可能性に目を向けて行動してみれば意外と「現状維持」よりも幸せな未来が待っているのかも知れませんね。
【移住ランキングや全国幸福度ランキングで金沢市がランクインの理由は?】
今日も読んでくれてあんやとね!バナークリックで金沢市のブログランキングが見られるよ〜 🙂
Comment
第一希望の保育所落ちまして、二次募集で別の保育所に内定しました。
来年度では、ほんとうに優先で第一希望の保育所に入れるのですか?金沢市への取材によるものですか?
来年度、現在の保育所をやめて、再度第一希望の保育所に入ろうと思っても落ちたらまた別の保育所にはいることになるので、、、
はじめまして、コメントありがとうございます。
二次募集で内定されたんですね!ひとまず、おめでとうございます。
私自身、昨年子供が生まれたばかりでとても気になるトピックだったので、自分なりに分かりにくいと感じていた内容を噛み砕いて分かりやすくまとめてシェアさせて頂きました。
金沢市のホームページからこのような情報に行き着いたのですが、結論、市としてはなるべくどの親にも「一次希望に入れるようにして行きたい。」との事ですが、「必ずそうします。」
と確約した内容ではなかったので、お住まいの地域や、その年の入園数などによっては一次希望が通りにくい事があると思います。
ご希望の保育所・認定こども園に空きがない場合については「こども政策推進課」に
専用ダイヤル【TEL】076-220-2538 がありますので、こちらからか、
その他の全般的なお問い合わせは
福祉局 こども政策推進課
電話番号:076-220-2299
FAX番号:076-220-2360
にてご確認をお願い致します。
情報元: 金沢市公式サイト http://www4.city.kanazawa.lg.jp/qa/23007/FAQ279.html
来年は第一希望の所に入られます様、心からお祈りしております。
コメント失礼します。
金沢市、待機児童ゼロは嘘だと思います。
今年度からの入園の2次、1歳児の申請した者です。
2次から申請だし、落ちるのは仕方がないのかもしれませんが、それは待機児童にカウントされないのでしょうか?
電話にて相談したところ、今年度の1歳児の空きは、金沢市全域でないという回答でした。
それでも待機児童ゼロといえるのでしょうか?
>しーさん、はじめまして。コメント有難うございます! 1歳児のお子様の申請をされたのですね、3歳児未満に関しては全国共通で保育所に入るハードルとても高いです。ご存知かもしれませんが、例えば子ども3人に対して1人の保育士がみなければいけない事や規定の広さ(子どもの人数に対し、細かい規定の広さが必要)や親の仕事証明が必須だったり・・などもあげられます。なので、もしかすると年齢的に入所が難しいのかも知れません。私が調べた時点では金沢市の公式サイトで「待機児童 0」となっておりましたが、昨年以降現状は変わっているかもしれません。実際、お電話の回答もそうですし、金沢市のみならず白山市でもなかなか保育所に入られないという声を聞きますので、もう「待機児童0」で市のアピールをするのにはよろしくないかなと感じています。
金沢市西部地区の学童は不足しています。
いまだ私の校区では、小学3年生までの学童入所しか認められず
仕事をやむなく退職しているお母さんが周囲に多いです。
来年から小学生の子がいますが、すでに定員がいっぱいのようなので
将来的に仕事の仕方を変えざる負えないと考えています。
来年小学生の子を持つ金沢市西部地区に住んでいるものです。
未だ、私の校区では小学3年生までしか学童入所は認められず
周囲ではやむおえず退職しているお母さんも多いです。
その数をいれると待機児童数は大幅に上がるのではないでしょうか。
子供が入る予定の学童は既に定員オーバーなので、
将来的に働き方を変えなくてはいけないと思うと
経済的にも不安でしかたありません。
来年小学生の子を持つ金沢市西部地区に住んでいるものです。
未だ、私の校区では小学3年生までしか学童入所は認められず
周囲ではやむおえず退職しているお母さんも多いです。
その数をいれると待機児童数は大幅に上がるのではないでしょうか。
子供が入る予定の学童は既に定員オーバーなので、
将来的に働き方を変えなくてはいけないと思うと
経済的にも不安でしかたありません。
>みるく様・署名様・みる様、貴重なコメントや情報を頂き、誠に有難うございます。
金沢西部地区の深刻な学童不足や経済的にもご不安でしょうがないですね。そちらの校区では小学3年生までしか学童入所は認められないのですね!
私はまだ、娘が2歳になったばかりですがこちらの校区ではそのような縛りがあるのか。小学校入学後どうなるのか気になりました。
金沢に限らず、全国規模で保育所や保育士、教育者の人材不足はすぐに変えられるものではないのと
私の場合は旦那が海外で学生の身なので、同じように自分自身の働き方・生き方を考えなければと真剣に考えながらサイト運営をしております。
今後、当サイトではこのような問題解決の一つの手段になり得るようなサイト運営・商品サービス価値提供を読者様にして参りたいと思います。