12月の金沢の天気や気温の傾向は?おすすめの服装や着物の着こなし術も!
12月の金沢の平均的な気温や2023年のお天気の傾向を気象庁の過去のデータに基づいて、大都市と比較しながら見やすくまとめてみました。
この記事では平均的な12月の金沢のお天気傾向はもちろん…
- 12月の金沢の日の出・日の入りプラス元旦の日の出情報
- 12月におすすめの服装やアイテム
- 金沢の初雪や降雪量
- 12月に着物を着る際のアドバイス
- 年末年始のメジャー観光施設の休館日情報
など、わかりやすくまとめてあります。
どうぞ、お出かけ前のご参考にご覧ください。
2023年12月の金沢の気温やお天気は?過去のデータから予測!
12月の金沢と大都市エリア(東京・大阪・北海道)の最高気温と最低気温、平均気温を
過去の気象庁の10年分のデータで比較しながら見ていきましょう。
12月の気温 | 最低気温 | 最高気温 | 平均気温 | 相対湿度(%) |
---|---|---|---|---|
金沢 | 3.4 | 10.2 | 6.7 | 72 |
東京 | 3.5 | 11.9 | 7.6 | 65 |
大阪 | 5.1 | 12.3 | 8.6 | 62 |
名古屋 | 3.1 | 11.6 | 7 | 65 |
北海道 | -4.1(-3.5) | 2.1(3.3) | 0.9(0.0) | 69(72) |
※北海道は「札幌」と()内が「函館」です。
暦上、冬とは立冬から立春の前日(11/8~2/3)までと言われていますが、気象庁では12月~2月を日本の冬としています。
金沢の12月は1年間でもっとも降水量が多く、ほぼ毎日雨・雪・アラレ・みぞれ・雷など何かしら降ってくる月になります。
甘エビちゃん
ちなみ昨年の12月の平均気温は平年より寒く日中の平均気温が8℃でした。
また、最低気温(特に朝方)-1.4℃となった日もありました。お天気は過去に一日中快晴の日は無し!な年もあるほど、12月は寒さと曇り空は普通の金沢。なので、ゆる〜い心とそれなりに服の装備は必須です。
12月の金沢の日の出・日の入りの時間と元旦の初日の出
冬は雲が厚く昼間も薄暗いので、12月からは日が出ているかいないかよくわからない日が続きます。
北陸の人の気質が悪く言えば陰湿で保守的。良く言えば何事にも粘り強く勤勉と言われてきたのは、この暗く寒い日々に毎年耐えているためとも言われていますよね^^;
日の出時刻は6:46(月の頭)~7:05(月末にかけて)
日の入り時刻は16:38(月の頭)~16:47(月末にかけて)
12月の後半には日の出が7時を過ぎるので、朝は早めに出発するという方には辛い時期ですね〜。
ちなみに、2023年元旦の金沢の初日の出は7:05ですよ。
甘エビちゃん
<出典:国立天文台HP >
2023年12月の金沢の初雪は!?積雪量はどんな感じ?
12月の雪は、毎日ではなく月の中旬から下旬に数日まとまって降り、それ以外の日はチラつく程度です。
しかし時には、一晩で30cmほど積もることも。
その翌朝にはバスなどの交通網が定刻通りに動かないこともあるので、予定を組む場合は大雪情報等のニュースには注意してください。
12月の金沢市の観光におすすめの服装は?
金沢の雪は湿度が高いので服に着くと、ベタッと水になります!
残念ながら、北海道のようにサラッと落ちません。
さらに風が強くなる日も少なくないので、横殴りの雨や雪に備えた服装の準備がおすすめです。
11月中旬には金沢市内の街道では道路の融雪装置の点検作業が始まるんやぞ!
道路の融雪装置はしっかりと動いてくれる分、道路からの水が噴水のように上がって歩道に飛ばされてることがあったり、歩道を歩いている人は後ろから走ってくる車の水ハネ被害に遭ったりするから要注意や!
甘エビちゃん
防水加工のスプレーは素材を大切にするなら使い分けがキモ!ちなみに、撥水加工のものは通気性は良くて蒸れにくくしつつも水を弾いてくれるけど、防水と違って水を通さない加工という訳ではないよ!どんどん効果も落ちていくので、まめにメンテが必要やよ!
スプレーのタイプは主に3つ「フッ素系」「シリコン系」「起毛革系など専用タイプ」とあり中でも、エナメル素材以外なら幅広く使えるのはこちらの「アメダス 防水スプレー」がコスパ良しで、おすすめ!
特徴としては繊維を1本1本コーティングしてくれる。 柔軟性や通気性を損なうことが無いよ!一方で、乾燥させるのに時間がかかるので前日までにスプレーしておく必要があるよ!
横殴りの雨や雪に負けないよう、防寒アウターやバッグ、傘とかも事前にスプレーしておきたいね!
甘エビちゃん
では次に着物好きの編集長サティーならではの12月の着物の基礎知識もあわせておすすめのコーディネイトをご紹介します!
12月に着物を着る時のポイントは?
着物の似合う街金沢では観光客はもちろん、地元でも観光客気分で着物レンタルを楽しむ人が増えています。
着物は切ると背筋がぴしっとなってどんな体型の人でも美しく、普段見慣れた街でも何だか特別な気持ちで見えるのが魅力ですね^^
しかし、いざ着物を着るとなると素材など季節感は合っているのか不安になる方も多いかと思います。
こちらでは季節に応じて、より快適に金沢で着物を着こなすためのヒントをご紹介していきます。
【着物の種類】:袷(あわせ)
【羽織やコート】:必須
【帯】:冬用(透けない素材全般)
【襦袢や半襟】:縮緬(ちりめん)など冬用
*襦袢(じゅばん)とは:着物用の下着の様なものです。着物の下に着ますが、肌に直接当たる肌襦袢とそうでない長襦袢があります。着物と別に買うときは袖の長さが違うと着物から襦袢がはみ出る事があるので要注意です。
*半衿(はんえり)とは:長襦袢につける襟(えり)のこと。
12月は、裏地付きの「袷」の中でもなるべく生地に厚みがあるものが暖かく季節に合っています。
女性の着物はみやつ口がある分風通しがいいので、寒さ対策するのがおすすめ!たとえば・・・
- ストールやケープを重ねる
- 裏起毛素材の足袋を履く
- 襦袢の下に発熱タイプのインナーを着こむ
などの対策がおすすめです。(インナーは、後ろ襟をあけたところ(「衣紋をぬく」といいます)や袖口からはみだして見え無いようにするのがポイントです 💡 →インナーの背中側を腰紐より下からひっぱるだけでOKです♪)
快適で美しいキモノ姿で、一日をより楽しめるといいですね♪
SATTY
洋服にも合わせやすい、こんな和装ケープも便利ですね〜!
ちなみに、ルールという訳ではありませんが着物選びは柄だけでなく、素材によって体感温度や着心地がかなり変わってきます。着物は素材や柄、小物でその季節を思いっきり楽しめる日本の文化!ぜひ、あなたらしいコーディネートでより旅を楽しんでもらえたらと思います 😛
自分で着物を用意するのが面倒な人はレンタルもおすすめです!
関連記事⇒金沢で着物レンタルするなら?当日予約や雨雪対策もOKのおすすめ店まとめ
金沢の主要観光施設の年末休館日一覧
昨年の金沢の主要観光施設の年末の休館日の一覧です。おでかけのご参考にどうぞ(^^)
- 石川県観光物産館[金箔貼りや和菓子作りの体験ならココ]・・12月6日、13日、20日(火)、年末年始は営業
- 国立工芸館[2020年東京から移転した新観光スポット]・・・ 12月5日〜19日、26日、28日~2023年1月1日(金)まで休館、
- 石川県立美術館[辻口パティシエのカフェはココ!]・・・12日(月) ― 16日(金)/29日(木) ― 31日(土)休館
- 石川県立歴史博物館[県立美術館すぐ隣、レンガの建物そのものが見どころ]・・・12月9日(金)、28日(水)〜 1月3日(日)まで休館
- 近江町市場[金沢の台所。蟹や海鮮丼、回転寿司の食事処も人気]・・・年内は休まず営業
- 金沢城公園[入園無料/ 毎晩22時までライトアップ]・・・年中無休 / ただし「玉泉庵」は 12月29日~1月3日は休館。
- 兼六園[日本三大庭園。定番の観光スポット]・・・年中無休 / 12月31日から1月3日までは無料開放*大晦日から元旦にかけては夜間もライトアップし開放。
- 金沢21世紀美術館[
]・・完全閉館日 12月29日(木) 〜 2023年1月1日(日)/ 毎週 月曜と展示ゾーンによって一部休館あり。
※別途、定休日や展示入れ替え期間などで休館の場合があります。
金沢弁で最後にひと言・・・
石川県と富山県ではこの時期特有の方言で
「鰤起こし」って天気の表現が言われるげん!
この「鰤起こし(ぶりおこし)」は、11月半ばから12月に掛けて北陸では猛烈な風が吹き荒れ雷が激しく鳴り響く日ような天候のこと。由来は2つあって、この時期に日本海を回遊している寒鰤が初冬の雷と合わせて獲れ始めることから、漁師が網を「起こす」っていうのと、寝ている鰤を「起こす」という意味をかけてるとこから来てるんやって!
長町武家屋敷跡では、12/1~職人さんによる土塀の薦掛け作業も始まって、金沢も一気に冬モードになるよ!
お天気は良くないかも知れんけど、「冬の兼六園」と言われるくらい冬の金沢は情緒溢れてて良いもんやよ!この時期ならではのおしゃれも合わせて快適に観光を楽しんでね!
SATTY
今日も読んでくれてあんやとね!バナークリックで今日のブログランキングが見られるよ~ 🙂