絶滅危惧種トキの一般公開をいしかわ動物園で開始!キャンペーン期間はいつ?
白山に初雪も降り、いよいよ冬の足音が近づいてきました。白山に常住し、石川県を象徴する県鳥といえば「イヌワシ」ですが・・・本州最後の生息地ということで新潟県の佐渡トキ保護センターより分散飼育を引き受けていた『いしかわ動物園』が順調に繁殖が進み、「トキ里山館」オープンすることが決まりました。
「トキ里山館」の一般公開記念のキャンペーン期間中は入場無料や記念グッズのプレゼントもあり、ご家族でのお出かけにもぴったりのスポットなのでその詳細をご紹介したいと思います!
絶滅危惧種の鳥「トキ」とは?
日本では「日本書紀」や「万葉集」など、700年頃の古来より人々に知られ、親しまれて日本各地に生息していた「トキ」。
1900年代に乱獲により激減し、日本では1920年に消息が途絶えて1934年(昭和9年)に国の天然記念物として指定されました。
1990年代に入り、中国から2羽を貰い受け人工繁殖に成功しましたが、中国と日本以外では絶滅しました。現在、世界では日本の他、中国と韓国のみがその生息・保護が確認されています。
【分類】脊椎動物門・鳥綱・ペリカン目/トキ科
【学名】Nipponia nippon
【外国語表記】 Japanese Crested Ibis
朱鹭
따오기
【産卵の時期】 4月上旬/ 1日おきに3~4個の産卵
【卵】 長径約70mm、短径約45mm、重さ75~85g、青緑色の地に褐色の斑点
【食べ物】ドジョウ、サワガニ、カエル、タニシ、昆虫など
いしかわ動物園で一般公開
能美市にある「いしかわ動物園」では新潟県佐渡市のトキふれあいプラザ以外で国内では2番目の一般公開がはじまります。
「トキ里山館」オープンキャンペーンとは?
2016年11月19日(土)11:30〜オープンとなる「トキ里山館」ではトキが棲む里山再現されており、館内を一巡する間に、様々なトキの姿が観察できる4つの観覧ポイントや、体験しながらトキのことが学べる学習展示コーナーなどを見る事ができます。
キャンペーンの内容は・・・?
- 11月19日(土)〜30日(水)までの期間中、中学生以下の入園料が無料に!
- 11月19日(土)、20日(日)、23日(水曜日・祝日)、26日(土)、27日(日)の5日間、各日とも先着1,000名様にトキの写真とイラストをあしらったクリアファイルや缶バッジなどの記念グッズのプレゼント!さらにオープン当日は津幡高校からもスペシャルプレゼントが!?
いしかわ動物園の開園時間や概要
【名 称】いしかわ動物園
【所 在】〒923-1222 石川県能美市徳山町600番地
【開園時間】9:00~16:30 (11月〜3月末)/ 9:00~17:00 ( 4月〜10月末)
【休園日】火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日が休園日)/年末年始(12月29日~1月1日)
※春休み期間の火曜日は開園。夏休み期間は休園日はなし。
【入園料】830円(一般・個人)410円(3歳以上中学生以下)
【入園無料】身体・精神障害者手帳をお持ちの方 (1・2・3級は本人と付き添い1名が無料。それ以外の級は本人のみ)
毎月19日の「県民育児の日」は中学生以下の入園が無料。*家族での利用に限る。
(19日が火曜日の場合は休園日となるのでご注意)
プレミアムパスポートをご利用の方は中学生以下の入園が無料となります。
【その他注意事項】喫煙・ペット同伴禁止
【お問い合わせ】TEL:0761-51-8500
おわりに・・・
ちなみに日本の国鳥は雉(キジ)で、新潟県の県鳥、佐渡市と輪島市の市鳥が「トキ」です。
この秋新たにオープンする「トキ里山館」へ一般公開記念のキャンペーン期間中、ぜひご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか?
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