石川県の観光列車「花嫁のれん号」の予約方法や注意点は?
「笑神様突然に・・・(スペシャル番組)」鉄道BIG4でも特集された石川県の観光列車「花嫁のれん号」。
北陸の伝統芸能である輪島塗や加賀友禅イメージした何とも豪華な外観と内装で話題を呼んでいますが、
完全予約制!
そして、予約のしずらさで地元ではなかなか気軽に乗れないイメージ多いのが現状です。
それでも、やっぱり乗ってみたい!
そんなあなたへ。こちらの記事では
- 花嫁のれん号の料金や運行状況
- 予約方法と注意点
- 車内のサービス
などをわかりやすく、一挙にまとめてご紹介したいと思います。
読みたい個所へジャンプ
花嫁のれん号とは?
img via JR 西日本パンフレット
「花嫁のれん号」は「和と美のおもてなし」をコンセプトに、外見のデザインは北陸の伝統芸能である輪島塗や加賀友禅イメージした何とも豪華な観光列車です。
一号車の通路には日本庭園の飛び石をイメージした絨毯が敷かれ、各部屋は友禅のオールドコレクションがあしらわれ、二号車の通路は流水がイメージされ椅子は紅色の生地と背面の木の格子が特徴的な回転いすとなっています。
内装にはこちらもまた輪島塗の図柄が表現されてます。
花嫁のれん号の名前の由来は?
ドラマの題名にもなっていたため「花嫁のれん」をご存知の方は多いかと思います。
「花嫁のれん」とは両親が婚礼の際大切に育て上げた娘の幸せを願って色鮮やかなのれんを持たせる石川県ならではの風習です。
旧加賀藩により、幕末から明治にかけて加賀、能登、越中に今なお残っている歴史のあるものです。
のれんが風になびくように婚家の家風に早くなじめるようにとの願いが込められているそうです。
そんな大切な伝統を受け継ぎJR西日本七尾線観光列車は「花嫁のれん号」と名付けられました。
さて、では乗車に当たって気になる料金や運行情報などみていきましょう。
花嫁のれんの運行区間
花嫁のれん号は金沢駅〜和倉温泉間を運行しています。
乗車時間は約1時間20分です。
乗車中は日本海や能登の長閑な景色をながめたり、車内販売や伝統工芸品の展示を楽しむことができます。
また記念乗車証を手に入れたり日本一の旅館とも言われる加賀屋監修の和服姿のアテンダントさんと記念写真を撮影したりも!
別途料金と事前予約が必要ですがm乗車中に楽しめる限定のお食事も注目です。
花嫁のれん号の乗車料金
指定席特急券 / おとな1,370円、こども680円(金沢駅~七尾駅・和倉温泉駅間 通常期のお値段)
と、JRの公式サイトJRの公式サイトには記載してありますが・・・
※全席指定席です。乗車券のほかに指定席特急券が必要です。
↑
これ、どういうことかというと、実質・・・
片道の乗車運賃は2950円
(大人一人/税込/乗車券+特急券)
となります。
結構しますよね。
でも、普通列車で金沢から能登へ行く場合、
最安でも金沢から七尾駅で乗り換えで和倉温泉まで1時間41分
1,380円/ 片道・大人。
特急だと約1時間で料金が2,750円(乗車券1,380円、特急券1,370円)
となるのでそんなもんです。
なぜ、あのようなわかりにくい記載をしているのか、よくわかりません。
ちなみに、電車が通っているのは穴水迄なので奥能登までは電車では行けません。
朝一や千枚田、能登島を自由に回る場合は車が必須です!
石川県は南北に意外と大きいのです〜
甘エビちゃん
花嫁のれん号の運行時間と空席確認方法
一日2回のみの運行で出発時間によって列車タイプが異なります。
[ 花嫁のれん1号] 金沢 10:15発 → 11:42 和倉温泉着
[ 花嫁のれん3号] 金沢 14:15発 → 15:32 和倉温泉着
列車の空席確認は最寄りの駅でできますよ!
ただし、予約&チケット購入できるのは乗車日の1カ月前の10:00から、全国のJRの主な駅のみどりの窓口・主な旅行会社などです
花嫁のれんの運行スケジュール
2019年4月・5月・6月分の運行スケジュールは以下の通りです。

img via https://www.jr-odekake.net/navi/kankou/area_hokuriku/hanayomenoren/
基本的に金・土・日・祝日しか運行しとらんよ〜!
花嫁のれん号の食事

img via 七尾観光列車「花嫁のれん」公式サイト
食事は基本的に3つのメニューです。
- 和軽食セット 2500円(税込) 花嫁のれん 2号のみ
- スイーツセット 2000円(税込)花嫁のれん 1・3号のみ
- ほろ酔いセット 2000円 (税込) 花嫁のれん 4号のみ
季節によって内容は変わります。
どちらも事前予約のみ!
予約できるのは乗車予約日の
1カ月前の10時から4日前まで販売となります。
(3日前から当日までの期間における変更や払い戻しはないのでご注意を)
提供している列車に乗らないと予約できないのも注意です。

img via 七尾観光列車「花嫁のれん」公式サイト
「スイーツセット」は 世界的パティシエ辻口シェフの「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」オリジナルセレクトスイーツです。生菓子と焼き菓子がセットになった目にも鮮やかなセットです。

img via 七尾観光列車「花嫁のれん」公式サイト
「ほろよいセット」(2000円) :「和軽食セット」と同じく加賀屋総料理長監修による石川県ならではの珍味を揃えた和惣菜と能登の酒造メーカーである「宗玄酒造」純米吟醸、ソフトドリンクが同時にいただける贅沢なセットです。
*画像は過去のイメージです。時期によって内容など異なります。
必読!花嫁のれん号を予約する際の注意点7つまとめ
まず「花嫁のれん号」を予約する際の重要な7つの注意点を確認していきたいと思います。
- 「花嫁のれん号」は運行日に限りがある(主に金土日・ゴールデンウィークは運行)全席指定の特急列車です。
- 行先は金沢駅から和倉温泉までなので奥能登まで足を延ばしたい方はさらにのと里山里海号やバス、レンタカー,タクシー等の交通手段の手配が必要となります。
- 時刻表の○号という番号と車両の番号は異なります。
1便の「花嫁のれん号」は二車両のみの運行で人気の個室の席は1号車のみとなっています。 - 基本の片道の乗車運賃は2950円(大人一人/税込/乗車券+特急券)でお食事は別途追加料金が必要です。
- 乗車およびお食事の予約は乗車日の1か月前の10時~乗車4日前までです。
食事は当日車内で注文出来ません。また,変更やキャンセルの払い戻しもなし。 - 空席状況は最寄りの駅で確認できます。
「乗車券」「食事券」の取扱はJR西日本、四国、九州管内の駅のみどりの窓口および主な旅行会社/JR東日本管内のびゅうプラザ(旅行カウンター)/JR東海管内の主な旅行会社で取り扱っています。
クレジットカード決済に限りJR西日本電話予約サービスでも購入可能です。 - 利用の3日前を切ると切符の払い戻しはできません。
*乗車券のみならキャンセルした時点によって一部返金可能。また膝上に乗せられる子供は無料。運行日のスケジュールや時刻表、座席表、イベント等詳しくは公式サイトにてご確認ください。
【電話予約(クレジットカード)・お問い合わせ先】0088-24-5489 (携帯でも通話無料・年中無休/ 8:00~22:00)
金沢弁で最後に一言・・・
石川県の観光にぴったりの「花嫁のれん号」!
特に一号車の海側の席は特に人気ですぐに埋まってしまうので予約はお早めに!でも1ヶ月前からの予約受付やから、慌てず旅行のスケジュールを予め決めてしまって予約のタイミングに気をつけまっし〜。
<情報出典>七尾線観光列車花嫁のれん公式サイト, JR西日本「おでかけネット」
今日も読んでくれてあんやとね!バナークリックで今日のブログランキングが見られるよ~ 🙂