加賀温泉郷の日帰りで楽しめる総湯の特徴やアクセスは?
金沢から日帰りで行ける「加賀温泉郷」は4カ所あります。
こちらのページでは加賀温泉の中でも格安&日帰りで気軽に楽しめる各温泉の「総湯」にスポットをあてて、その特徴や料金、アクセスなどをご紹介します。
金沢から日帰りで楽しめる「加賀温泉郷」とは?
「加賀温泉郷」とは石川県加賀エリアにある「粟津(あわづ)」、「片山津(かたやまず)」「山代(やましろ)」、「山中(やまなか)」の4つの温泉地です。
金沢市内より車で約40km 南へ走ると辿り着くので日帰りでも楽しめる温泉郷で、その泉質は基本的に無色透明で一見似ていますが、実はそれぞれに特色があり、温泉街の雰囲気や周辺の観光地も異なる楽しみ方があるのです。
それではさっそく、各温泉の特徴とアクセスを見比べてみましょう!
「粟津(あわづ)温泉」の特徴とアクセスは?
あわづ温泉といえば、とても小さな温泉街ですが江戸時代に実際にあった「おっしょべ恋物語」から全国約100カ所の「恋人の聖地」の一つとしてプロポーズする場所にふさわしいスポットに選ばれているので、温泉街にも物語の縁の地が見て・肖って楽しめるようになっており、各お宿のカップルプランも様々な努力や工夫が感じられます。
また、何と言っても温泉街の老舗旅館の6件お宿は全て自家掘り温泉で、こんこんと湧く無色透明の温かいお湯は同じ「ナトリウム硫酸塩泉泉・芒硝泉(ぼうしょうせん)」でも特に泉質が濃く、古来から切り傷や、やけど、解毒作用に働く名湯としてまた、美肌と癒しに良いと言われています。
あわづ温泉[総湯]の基本情報
料金 | 420円(大人) | 130円(6-12歳・小人) | 50円(小学生以下) |
営業時間 | 8:00 〜 22:00 (最終受付21:30)1月2, 3日は9:00〜19:00 | ||
定休日 | 毎月 8, 18, 28日 (基本的に土日祝は営業。土曜が8のつく日は金曜日、日曜に8がつく日は月曜日)と1月1日(元旦) | ||
浴室 | 男女 各1室(内風呂のみ) | ||
設備 | タオル:無し(有料150円) | 石けん:なし(有料: 40円 ) | シャンプー・リンス:なし(各40円) |
ドライヤー:あり(有料 女子のみ20円・3分)持ち込み可 |
ロッカー: 有り。鍵つき返却式 (100円) |
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住所 | 石川県小松市粟津町イ79-1 | ||
TEL | 0761-65-1120 | ||
駐車場 | あり/無料/約10台 | ||
アクセス | JR 粟津温泉駅より小松バス粟津温泉にて下車(約 10分)徒歩2〜3分 |
ちなみに粟津温泉のみ「小松市」に、あとの3つの温泉地は「加賀市」にあります。
「山中(やまなか)温泉」の特徴とアクセスは?
加賀温泉郷の中では最も山奥にあるのですが、温泉街がリニューアルして魅力的なのが山中温泉です。
温泉街に沿って流れる美しい渓谷「鶴仙渓」の渓谷沿いには1.3kmの遊歩道が整備されており、川沿いの散策や4月から10月の期間限定で山中出身の和の鉄人・道場六三郎氏監修の特別な甘味が楽しめる「川床」も必見です。
温泉街「ゆげ街道」ではお土産屋や工芸品、ギャラリー、造り酒屋や和菓子の老舗など、思わず立ち寄りたくなる店が点在しています。
こちらも無色透明なカルシウム・ナトリウム一硫酸塩泉で「傷」や「美肌」によい鎮静効果の高いお湯です。
男女別棟が珍しい総湯「菊の湯」
山中温泉の総湯基本情報
料金 | 440円(大人) | 130円(小学生) | 50円(3歳~幼児)無料(3歳以下) |
平成26年8月より、毎月26日の『風呂の日』は小人(3歳以上6歳未満)の入浴料金が無料。 | |||
営業時間 | 6:45~22:30 | ||
定休日 | 不定休 | ||
浴室 | 男女別棟 ・内湯のみ (1m程の深くて広めの浴槽) | ||
設備 | タオル:無(有料200円) | 石けん:無(有料100円) | シャンプー・リンス:なし(有料100円) |
ドライヤー: あり(有料10円/ 1分) |
鍵付きロッカー:あり | ||
住所 | 石川県加賀市山中温泉湯の出町レ1 | ||
TEL | 0761-78-4026 | ||
駐車場 | 有り・19台・無料/近隣に観光客用駐車場もあり | ||
アクセス | 【バス】金沢市内から毎日2往復、直通バス有り(約45分。片道1,350円・大人) | ||
【電車】JR加賀温泉駅より加賀温泉バスにて山中温泉行きで25分、山中温泉バスターミナル下車、徒歩5分 |
「山代(やましろ)温泉」の特徴とアクセスは?
同じ地にあっても微妙に違う3つの泉質がある山代温泉は1300年の昔から人々に知られた多彩な効能も昔、高僧・行基が傷口を湧き水で癒す烏を見て、その湧き水が温泉だったことが山代温泉の始まりといわれています。
「総湯」は2種類あって、広く新しい、熱交換システムを導入した、加水なしの100%源泉の共同浴場となっていて、ナトリウム・カルシウム 一硫酸塩・塩化物泉です。もうひとつの「古総湯」は明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく「湯あみ」という温泉に浸かって楽しむだけの当時の入浴方法も再現した2010年にオープンした雰囲気ある共同浴場です。
山代温泉の総湯基本情報
料金 | 【総湯】420円(大人) | 130円(中学生) | 50円(3歳以上6歳未満) | 無料 (3歳未満) |
【古総湯】500円 | 200円 | 100円 | ||
【共通*(各1回)】700円 | 250円 | 120円 | ||
営業時間 | 6:00〜22:00 | |||
定休日 | 毎月 第4水曜の6:00~12:00 (祝日の場合は翌日) | |||
浴室 | 内風呂のみ | |||
設備 | タオル:なし(販売: 150 円/ レンタル100円) | 石けん: なし(40円) | シャンプー・リンス:なし(40円) | |
ドライヤー:10円/1分 | コインロッカー ;有り (100円) | |||
住所 | 【総湯】石川県加賀市山代温泉万松園通り2-1【古総湯】加賀市山代温泉18-128 | |||
TEL | 【総湯・古総湯】0761-76-0144 | |||
駐車場 | あり/100台/無料 | |||
アクセス | 【電車】JR加賀温泉駅→加賀温泉バス山中温泉行きで10分、バス停:山代温泉東口下車、徒歩5分 | |||
【バス】金沢市内から毎日2往復直通バス有り(約45分。片道1,240円) |
片山津(かたやまづ)温泉の特徴とアクセスは?
温泉地内のの7色に湖水の色が変化する「柴山潟」の湖畔では8月中はは毎晩打ち上げられる花火が最も魅力があって特徴的な片山津温泉です。
承応2(1653)年 鷹狩りに出掛けた大聖寺二代藩主・前田利明が、偶然、柴山潟から湧き出す湯を発見したのがはじまりと言われていて、湖畔に広がり、海も近いのでミネラル成分が豊富な温泉です。
2012年にリニューアルしたばかりの「総湯」は東京都葛西臨海水族園、東京国立博物館法隆寺宝物館、ニューヨーク近代美術館等も手がけた谷口吉生によるモダンなカフェも併設の2階建て設計で、今や地元の人達で連日、かなり賑わう共同浴場です。
2階のカフェからは「柴山潟」の眺めも良く、ご当地グルメの「加賀パフェ」もとても人気です!
片山津温泉の総湯基本情報
料金 | 440円(大人) | 130円(6歳以上12歳未満) | 50円(3歳以上6歳未満) |
営業時間 | 【温泉】6:00~22:00 | 【2階カフェ】10:00~17:00 | |
定休日 | 【温泉】不定休 | 【2階カフェ】木曜 | |
浴室 | 男女交代制の内風呂(潟の湯・森の湯) | ||
設備 | タオル:なし(170円・販売) | 石けん: なし(100円) | シャンプー:なし(60円) |
ドライヤー:料金込 | コインロッカー:料金込 | ||
住所 | 石川県加賀市片山津温泉乙65-2 | ||
TEL | 0761-74-0550 | ||
駐車場 | あり/50台/無料 | ||
アクセス |
【電車】 JR加賀温泉駅→加賀温泉バス(温泉片山津線)で15分、バス停:片山津温泉下車、徒歩すぐ 【バス】金沢市内から毎日2往復、直通バス有り(約45分。片道1,140円・大人) |
- 日替わりの内湯は「潟の湯」が景色が良くて個人的におすすめです!
- ただ、お湯が加賀温泉の中でも熱い!!ことで有名なので、子連れや皮膚が弱い方は要注意です。
金沢弁で最後に一言・・・
皮膚が弱めの赤ちゃん連れのサティー。 総湯は料金は安いけど、どこも温度が高すぎて一緒に入るのが難しいかったので、赤ちゃんの温泉デビューにぴったりの日帰り家族風呂の温泉を探して行ってきたよ〜!
SATTY
NEW!金沢から一番最寄りの「湯涌温泉」で超絶に美味しいアイスを見つけました 😛
<情報出典:加賀四湯博 公式サイト , 加賀旅まちネット、各温泉公式サイト>
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