金沢郊外石川県で超おすすめのホタル鑑賞スポットは?見頃の期間や時間帯は?
石川県には全国的にも超有名な蛍鑑賞スポットがあります。それは白山市にある「おおた農場」さんの「渡津蛍の里」。全国的にも多くのヘイケボタルが観察できるとして有名になり、数多くのメディアに取り上げられています。
例年6月中旬から7月中旬の短い期間だけ一般公開されていますが期間中でも多く見られる時間帯とそうでない時間があります。今回の記事ではおおた農場さんへの行き方や駐車場、2017年の蛍鑑賞一般公開期間と蛍の見頃のピークの時間帯などをご紹介します。
白山市の「おおた農場」とは?
おおた農場さんは農薬や化学肥料を一切使用していない有機農家さんです。過去に「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で「金賞」受賞したコシヒカリ「渡津蛍米(わたづほたるまい)」は東京の南青山の高級料亭やホテルのレストランなどでも使用されています。
そんなおおた農場さんでは年々田んぼに蛍が増えているというそうです。その理由は無農薬だけでなく、消毒液の代わりに温水で熱湯消毒を行うなどした徹底した農法を実践しているだけでなく、ホタルを保存するためご家族やボランティアのメンバーで立ち上げた渡津蛍保存会で蛍を見頃の期間に一般公開し、夜も交通整備や蛍についてガイドを行ったりしています。
さて「おおた農場」さんで見られるホタルはどんな蛍なのでしょうか?
「渡津蛍の里」生息する蛍とは?
蛍の語源は「星が垂れる」だそうです。山と川に囲まれたおおた農場さんの「渡津の里」では田んぼの上や周辺一帯に茂る高い木々を自由に飛び交う何千、何万・・?の無数の蛍がみられます。
全国的にも珍しいと多くのメディアに取り上げられた理由は珍しい「ヘイケボタル」と「ゲンジボタル」が多く共存しているという事。
ゲンジボタルより小さく、低く飛ぶのでヘイケボタルと名づけられたようです。ヘイケボタルは水田を好んで、チラチラと弱々しく飛ぶので、撮影はかなり高度で蛍に向いた機材でないと困難ですが、実際に見る限りでは生息数が多いので見応えがあります。
2017年ホタル鑑賞の見頃やベストな時間帯は?
2017年のホタル鑑賞期間は
2017年6月22日(木)〜7月2日(日)
です。
中でも6月24日(土)は新月で月灯りが少なく鑑賞がし易いとされています。
おすすめの鑑賞時間ですが
日没 (19:16 / 白山市)以降、19:20頃から19:50頃です。
ホタルは暗くなって光り始め,20~30分するとお相手を見つけたホタルはどんどん葉っぱの裏に隠れて発光をやめてしまうのです。そういうわけで20時までには到着を促すように書かれているかと思います。また、21:00頃になるとほとんど見られなくなってしまいます。
また、保存会の方曰く,6月中がピークだそうです。
「渡津蛍の里」ホタル2017年鑑賞会
[所在地]石川県白山市渡津地区(県道44号線沿い)
[日 時]2017年(平成29)年6月22日(木)~7月2日(日)
[時 間]午後8時~9時30分 (会場には8時までに到着して下さい。)
[注意事項]肌寒いのと,虫に刺されます。長袖長ズボンでお越し下さい。静かな農村のなかです。マナーを守ってご鑑賞下さい。
[問い合わせ先]TEL 076-254-2198(渡津蛍保存会)
*雨天中止・霧雨決行
<情報出典: https://www.ichirino.jp/blog/2017hotaru/>
行き方や駐車場は?
金沢市内からだと、車で約50分かかる山中に「おおた農場」さんはあります。行ける手段は車かタクシーのみです。
駐車場はありませんが,会場付近に来ると手書きの看板が出ているので,道なりにしばらく行くと路上駐車の車が何台も見えて、交通整備の方も立っておられるので時間内にいけば分かりますよ 😉
金沢弁で最後に一言・・・
全国の多くの田んぼでホタルが見られなくなる中、おおた農場さんではホタルが増え、一般公開しながらもホタルを守っておられるのがすごいね!
白山の山中の空気は澄んでいて、この地域は訪れるだけでもとっても気持ちがいいよ〜。カップルや家族連れにおすすめのスポットやね!この時期にしかみられない風物詩を是非見に行ってみるまっし!
★「おおた農場」さんが米粉のパン屋さんをオープンするそうです!こちらも要チェック★
*訂正とお詫び:「おおた農場」でも新潟県上越市の異なる農場さんでした。上記の記事をご覧になられた方は誤解・混乱を招いてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今日も読んでくれてあんやとね!バナークリックで金沢市のブログランキングが見られるよ〜 🙂