再開した「小松弥助」の電話予約方法は?お値段や新メニューは?

2017年3月24日に86歳となる伝説の寿司職人、森田一夫さんによる待望の「小松弥助(こまつやすけ)」が金沢市内で再開しました!
全国各地に熱いファンが大勢いる「小松弥助」の再開迄の経緯や新店の予約、新メニューにお値段まで、一挙にご紹介いたします。
「小松弥助」の歴史と再開への経緯
オバマ大統領も絶賛した東の『すきやばし次郎』と並び、評されるのが西の『小松弥助』。あの、銀座久兵衛の先代大将も『日本一の鮨を握る職人』と太鼓判で、「すきやばし次郎」の店主も密かに通うと言われる寿司通の間では言わずと知れた廻らない寿司の名店です。
その歴史を簡潔にご紹介します。
- 1967年 石川県小松市にて「小松弥助」が開店
大将 森田一夫さんは当時36歳。その” 物腰の柔らかい人柄 ” や”リズミカルな仕事ぶり” 、”素材を活かす味付け” や ” 心で握る寿司” が評判となり口コミで全国規模の人気店に。
- 1998年 店舗を石川県金沢市片町のAPAホテル1階へ
決して華やかで大きな規模の店構えではないにも関わらず、数々の著名人も行き着けの更なる人気店に
- 2015年 「小松弥助」のれんを下ろす
森田さん 84歳。閉店の理由は
「多忙のため、自分の寿司じゃなくなっていた」から−
- 2017年 3月 加賀屋グループ金沢茶屋 別館のオープンと合わせ「小松弥助」再開
実は支配人 細川卓司さんが高校卒業から7年間森田さんの元で弟子として修行をされていたのですが、ご縁があって「小松弥助」の再開が実現したのだそうです。
まさに、人とのご縁が歴史を変えたんですね!
電話予約できる?
実はオープン前から電話が殺到していて、開店時点でその予約状況はすでに4月末まで一杯でした。
そして気になる予約方法ですが・・・
紹介客のみ
*必然と完全予約制となっております
**ちなみに、始めての方は紹介者と一緒でないと駄目です。
となっています。
2015年にのれんを下ろした理由
「多忙のため、自分の寿司じゃなくなっていた」という言葉から察せられるかと思いますが
“自分らしい最高の寿司を握るため。” 受け入れ口をあえて狭くされたのではないでしょうか。
そして、もう1つ気になる事といえば
新店になりお値段はあがったのか?
常連さんでもやはり、これから予約される方は気になるのでは?次の項目で見て行きましょう。
「小松弥助」基本情報や新メニューとお値段
新店で提供されるメニューと予約システム、その気になる「お値段」です。
営業はランチのみ3部制となっています。
①11:30~
②13:00~
③14:00~
となっていて、基本のコースは
- その日の大将のおすすめ握り (5貫)
- 器に入った 小ぶりのお寿司
- うなきゅう (定番メニューで熱々の香ばしい鰻とキュウリの一品)
先ず、苦手な物がないか大将から聞かれるのでそちらを省いた上で基本こちらのコースが提供されます。
このお値段が 何と、以前と変わらず
5,000円 (お一人/税抜き)
です。
が、追加注文等があれば「うなきゅう」で一通りコースが終わってから、接客対応の女性の方にオーダーをする形となっています。
⇒常連さんの平均予算として一人あたり1万2千円〜2万円は何だかんだするようになっています。
ちなみに・・・
現在は3ヶ月先の予約までしか受け付けていません!!
(例えば、今は4月なので7月一杯までの予約しかとっておらず、8月の予約は5月1日にならないと取れません)
都会のカウンター寿司のお値段は1人2万円前後〜はするものらしいので、
比較すると良心的な価格設定もあって、わざわざ遠方から人が来るのではないかと思います。
勿論、大将の魅力やお寿司の美味しさが一番なのですが・・・

img via 金沢茶屋公式サイト
新「小松弥助」店舗情報
【所在地】〒920-0853 石川県金沢市本町2-17-21 (料理旅館 金沢茶屋 ・新館1階)
【定休日】水・木
【席数】カウンター 10席、四名テーブル 1つ、二名テーブル 2つ
【駐車場】金沢茶屋で空きがあれば利用できます
【お問い合わせ】076-231-1001(14:30~18:00 *回線が大変混み合っています。営業時間中は忙しいのでこの時間内にかけましょう)
おわりに・・・
先にお断りしておくと、私はまだ「小松弥助」に行った事がなく(この記事を最初に書いた時点では)ご紹介できません。
ただ、オープンの日にお電話で直接大将とお話しする事が出来、私なりに3月時点で決定している事が何点かわかったのでこちらで共有させて頂きます。
もしも、変更点等や情報に間違いがありましたらコメント欄よりご連絡下さい。
初日から大繁盛で予約の電話も殺到していたにも関わらず、 無知な私の質問に一つ一つ応えて頂き、途中から出られた大将の声はとてもお元気そうでした。むしろ、途中からは大将の方から私に質問されてまだ、お会いした事が無いのに親近感が湧くようなそんな印象を受けました。気さくな人柄を実感!
そして、電話の向こうで何度も
最高のお寿司を味わって貰いたいんです。
そう、仰っていました。
まさに”心で握る寿司”とは店主森田氏が寿司職人として、とにかく一人一人のお客さんに「最高の寿司」を食べてもらいたい。そんな強い思いがあるからこそ、食べる人にも伝わるのだろう。改めて近いうちにご縁があれば・・・「森田氏の握る最高のお寿司、一生に一度でいいから食べに行きたい」と思いました。ご縁があって食べに行けましたらまたブログでご紹介します。
追記1 :弥助の寿司を一口だけでも!という方に裏技発見致しました。「金沢 茶屋」でコース料理を注文するとどうやらその中に弥助のおまかせ握りが付いてくるようです 😮 コースの内容や料金の詳細については金沢茶屋さんにお問い合わせ下さいね。
追記3:森田氏の技を最も引き継いでいると言われるお弟子さんのお店はここだ!
<情報出典; 中日新聞、朝日新聞、毎日新聞、食べログ、料亭旅館「金沢茶屋」公式サイト>
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Comment
すべてあなた様のおっしゃる通りです。私も小松にお店があった頃から、東京三鷹市と新潟市から時々通っていた還暦ですが、一目で惚れました。「鮨はオヤジを喰う」とよく言いますが、まったくその通り。エラクなってしまった「次郎」さんなんて、堕落の典型です。私は2002年から3年にかけて、いわゆる躁鬱病の劇症の躁を発症。すべての仕事を失い、ついには生活保護を受給。15年間行けませんでしたが、12月分から積み立てて、なんとか2018年12月8日11:30開始の部に潜り込みたいと念じております。
木村様
左様でしたか。色々と感慨深い想いにさせられます。とにかく、その想いが森田さんに伝わる様にと、再び「小松弥助」に行かれる事を心から祈っておりますね。