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金沢では1月29日は『氷室仕込み』の日です。また、毎年7月1日になると金沢市民は予約してあるお気に入りの和菓子屋か予約の無い人は行列をなしても『氷室饅頭』を買いに行き、こぞって家族や親戚、職場などに配り、食べます。つい最近迄、これは全国共通の文化だと思っていたら石川県特有の風習なんですね!?びっくり。

今回は金沢でも意外と忘れられがちな『氷室饅頭』の由来や3色の秘密。また、和菓子でも特に氷室饅頭がおいしいと評判のお店の価格や特徴、販売期間などお取り寄せが出来るかも含めて一挙にご紹介します!

氷室饅頭って何?その由来は?

氷室饅頭

氷室饅頭(ひむろまんじゅう)とは石川県内でも特に金沢を中心に毎年7月1日になると食べるお饅頭の事です。

なぜ「氷室」なのでしょうか。

日本ではまだ製氷の技術が無かった頃は「氷室」という小屋に冬場に積もった天然の氷(雪)を貯めて初夏まで保管していたのですが、その氷室と深い繫がりがあるお饅頭ということになります。

「氷室仕込み」とは?

金沢では今でも毎年1月の最後の日曜日に氷室に雪を詰める「氷室仕込み」と言う伝統行事を行っています。

一般の方でも気軽に詰める体験が出来、一足先に蒸したての氷室饅頭やめった汁などを加賀太鼓の音を聞いたりしながら、味わえるイベントとなっています。

「氷室開き」とは?

また、氷室で保管した氷を取り出す日が「氷室開き」です。氷室開きは毎年6月最後の日曜に開催され、こちらも金沢では加賀藩が徳川家に雪氷を献上していたとされる際の行列を再現し盛大に祝われています。江戸の将軍への献上氷には、加賀藩の金沢ルートの他、富士山ルート、奥多摩ルートと3つの輸送ルートがあったようです。

「氷室饅頭」はなぜ3色?その意味は?

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加賀藩前田家や幕府のお殿様は

氷室の氷を旧暦で「氷の朔日(こおりのついたち)/6月1日(現在の7月1日)」に食べていました。

これは皇室にもあった風習で、宮中にも御用達の氷室が各地に置かれていたようです。

氷室の氷の状態が厚いか薄いかでその年の豊凶を占ったり氷を食べることで「暑気払い」すなわち、体に溜まった熱気をとり除き、弱った気(エネルギー)を元に戻して暑さを打ち払うという目的があったとされています。それくらい「氷」は特別な存在で庶民の手には届かない、貴重品だったので、始めはその雪解け水で作られた餅を氷と見立てて食べていたと言われています。その後、藩政時代から明治時代にかけて熊笹の葉で三角に包んだ「白山氷」という天然の氷が売られるようになりました。

始め、庶民は雪解け水で製したお餅を雪に見立てて食べていた説もありますが明治中ごろに入り、金沢・下松原町の新保屋という菓子屋が「氷室饅頭」のという名前で白饅頭を売り出したところ、評判が良く他の菓子屋もこぞって扱うようになったようです。

正確にいつから3色で販売されるようになったのかは定かではありませんが、明治時代(1868年〜)以降と思われます。

今では6月下旬〜7月1日の金沢市内のほぼ全ての菓子屋が氷室饅頭を販売しており、だいたい酒饅頭で白とピンクと緑もしくは水色の3色です。氷室饅頭がどうしてこの三色なのか諸説あるようですが、これは雛祭りの『菱 餅』や花見団子と同じ、縁起担ぎの意味が込められているようです。

緑は新緑で『健康や長寿』

白は太陽で『清浄』

ピンクは花で『魔除け』

を意味すると言われています。

氷室饅頭のおいしいお店はどこ?予約開始はいつから?

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『氷室饅頭』は酒種を使った酒饅頭が多く、すぐに硬くなってしまうものもあれば、しっとりとした味わいを保つように仕上げているものもあれば、昔ながらの小麦で仕上げた麦饅頭もあります。

氷室饅頭を食べるなら!?地元の口コミで有名な菓子処を独自でピックアップしてみました 😛 

『樫田堂(かしだ堂)』

多くのブロガーの口コミで話題沸騰!お店の看板が”酒饅頭”フワフワでふっくらな生地にしっとりとしたこしあんで有名なお店。

[所在地]金沢市金石西4-4-35

[営業時間]8:00a.m~7:0p.m

[定休日]木曜

[氷室饅頭の予約時期]6月1日〜6月20日

[氷室饅頭の販売時期]7月1日

[1個のお値段]135円(予定)

[TEL]076-267-2464

 

『新保屋(しんぼや)』

ふっくら+モチモチした食感の皮が特徴!上品なこしあんは甘さ控えめ。シュークリームも定評で予約必至!

[所在地]石川県小松市今江町7丁目8

[営業時間]8:00a.m~7:00p.m

[定休日]火曜

[氷室饅頭の予約開始時期]6月に入ってから

[氷室饅頭の販売時期]6月20日〜7月1日 

[1個のお値段]130円

[TEL]0761-22-1084 ‎

 

『日本堂(にほんどう)』

きめの細かなふわっとした生地に酒の香りが鼻を抜け、「こしあん、粒あん、白あん」の3種のあんがどれも美味しいと評判!

[所在地]石川県能美市寺井町タ48(本店)/ 小松・松任エリアのイオン、アピタ各店(販売店)

[営業時間]8:30a.m~7:00p.m

[定休日]元旦のみ

[氷室饅頭の予約開始時期]6月20日

[氷室饅頭の販売時期]6月20日〜7月1日

[1個のお値段]130円 

[TEL]0761-57-0004

 

『森八(もりはち)』

創業390年の金沢の老舗。しっとりした生地に上品な甘さの黒漉し餡で安定の美味しさ!

[所在地]金沢市大手町10-15(本店)他店舗 金沢駅、大和、エムザ、アピタ、東京新宿、各百貨店等

[営業時間]9:00a.m~6:30p.m (1月・2月のみ9:00~18:00)

[定休日]無休(元旦・2日のみ休み)

[氷室饅頭の予約開始時期]6月20日〜6月25日

[氷室饅頭の販売時期]6月25日〜7月1日

[1個のお値段]137円

[TEL]076-262-6251(本店)

 

『越山甘清堂(こしやまかんせいどう)』

看板名菓が「焼まん(酒饅頭)」だけに皮がモチモチして美味しい!餡はさらっとした口当たり軽めの黒こしあん。

[所在地]金沢市武蔵町13−17 (本店)その他 

[営業時間]9:00a.m~6:00p.m

[定休日]水

[氷室饅頭の予約開始時期]年中電話か店頭にて受付は可能

[氷室饅頭の販売時期]6月25日〜7月1日

[1個のお値段]141円

[TEL]076-221-0336

 

『柴舟小出(こいで)』

酒饅頭が苦手だという人におすすめ!柴舟小出の『氷室万頭』は麦饅頭なのでお酒は使用していません。ほんわりとしていて、みずみずしいこしあんが包まれた三色の饅頭は味わいやすいと評判で、麦饅頭なので4日と酒饅頭より長めの賞味期限なのも魅力です。

[所在地]石川県金沢市横川7丁目2-4 (本店)他、金沢駅、大和、エムザ、東山、観光物産館など

[営業時間]8:30a.m~7:00p.m(日祝/8:30a.m~6:00p.m)

[定休日]元旦・1月2日のみ

[氷室饅頭の予約開始時期]6月に入ってから

[氷室饅頭の販売時期]6月24日~7月1日

[1個のお値段]141円

[取り寄せ]東京は新宿・日本橋・横浜髙島屋でも販売(7月1日のみ:午後4時以降~)

[TEL]076-241-3548 (本店)

 

氷室饅頭はお取り寄せできる?

氷室饅頭のほとんどは酒饅頭で蒸したてはふかふかなのですが、皮が乾きやすく、当日か翌日までに食べるものですが、

近年では石川県から2日以内に発送が可能な地域では到着後「当日中には食べる」という前提でお取り寄せが可能なお店も増えてきているようです。

今回おすすめの和菓子屋さんに取りあげさせて頂いたお店の中から今の所お取り寄せが可能なお店な所をリストアップしました。

  • 越山甘清堂 
  • 森八 
  • 日本堂
  • 樫田堂 *(オンラインは無し)6月27日発送分まで全国発送受付可

お電話かオンライン(email)か店頭にて予約のお問い合わせが出来ます。

*森八は2日以内でお届け可能な地区に限ります。

ちなみに味は多少落ちてしまいますが、 冷凍保存して袋のまま電子レンジで2分ほどチンしても美味しく食べる事ができるようです。

 

おわりに・・・

そもそも『氷室饅頭』は石川県内でも隣県の福井、富山どころか、石川県全域で知られているわけではないという事で驚きですが、金沢の氷室開きの騒ぎようはクリスマス以上かもしれません。笑

7月1日は幼い頃から当たり前に食べている氷室饅頭は口に頬張るとお酒の香りがつんと漂って少し大人になった気分にさせてくれました。お酒が入っていても子供から大人迄幅広い年代に愛される季節の和菓子です

初夏にもかかわらず、蒸し饅頭が売れるのは本当に和菓子消費率日本一の石川県!と改めて思わさせられます。

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